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ST【イナ】

目次

作品情報

タイトルST
作者イナ
文字数約1,997文字

※アイキャッチ及び作品情報のイラストは当サイトで用意したイメージ画像です

作品内容

教師と生徒の禁断の関係――

サンプル文章

夜8時――。

すでに生徒も教師も帰り、残っているのは当直の先生だけだった。
人気のいない職員室。
今日の当直は新しく赴任してきた女性教師――来栖茜。
赤みがかった茶色の髪とぱっちりとした二重が特徴の美人教師でまだ二十代前半だった。

「ん~~」

最後の書類を仕上げた茜は大きく背中を伸ばしてから椅子から立ち上がった。
カツカツ、とピンヒールを鳴らしながら一人一人にある個別ロッカーの前にいくと自分のロッカーを乱暴に開け放った。

「やっと仕事が終わったから遊んであげるわ」

ロッカーの中に拘束した生き物を見下ろしながら茜は口の端を三日月のように曲げる。
彼女に見下ろされているのは金属の首輪と手枷をはめられた一人の男子生徒だった。
ネクタイで目隠しをされ、猿轡に口にはパンストをねじ込まれ、通勤で使う外履きのパンプスを鼻に固定されている。
ぺニスにはローターがまかれ、さらに上からコンドームを被されている。
そこには白い精液がべったりと溜まり、口から涎を垂らす様子はまるで獣だった。

「フフフ、ずいぶんな変態ね。ずいぶん開発されてるじゃない♪」

茜はポケットに入れたローターのスイッチをさらにいれ――。
ヴヴヴヴヴヴヴ!!

「うばぁびびびび!!」

くぐもった声をあげる少年は身を捩り、精液を絞り尽くされたぺニスははげしく天井をむく。

「ハハハ! 最初の頃とは見違えるマゾだわ! ほら、散歩の時間よ」

その姿を見下ろしながら茜はロッカーにかけてあるリードをとり、拘束した生き物を外へと引っ張り出す。

「さぁ、散歩の時間よ」
「うっうぅ!!」

リードを引っ張られた生徒は拘束された芋虫のように這いつくばらされながら歩かされる。

カツ、カツ、カツ。

暗い校舎の中、ヒールの音が静かな校舎に響いていた。
少年は売られる牛のように茜に引きずられて彼女の後についていく。
スラリとした長い足を黒いパンストが妖しく包み込む。

ウッ、ウッ……。
押し込まれたパンストのせいか少年は苦しげにくぐもった声を漏らしリードに導かれて歩かされる。
四つん這いはみるみる体力を奪い、息は荒くなるたびに鼻から吸う酸素は増え、強烈な足の臭いを否応なしに嗅がされていた。]
ヴヴヴヴヴ。

「うっううう!」

時折茜が入れるバイブの振動に少年の身体を激しく震わせて蹲る。

「コラ、足を止めるんじゃないよ!」

ドカ!
頭に硬い衝撃。
鋭く尖ったパンプスで頭を蹴られたのだ。

「ほら、もう少し歩きましょうね」
「うぅぅぅ」

惨め極まる姿の少年を何度も足で小突きながら茜は嗜虐的な笑みを浮かべ少年を引きずり回す。
苦悶の夜の散歩はその後一時間も続いたのだった。

引用元

作者情報

作者:イナ

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